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SMART Project

SMART Project


Science Mathematics Activity Resource for Teaching


通称スマプロ☆


先日、タマレという北部で一番の町で理数科イベントを行いました。

今やガーナ理数科分科会の恒例イベントの1つになりつつあるこのイベントのご紹介。

会場は教員養成校でした。

この教員養成校は高校卒業した生徒が小学校の先生になる資格を取るためのカレッジ。

生徒たちは先生の卵です。


そしてこのイベントの大目的はその先生の卵たちに、

「理数科の授業で使えるTLMを紹介するぞ!!」

って言うもの。


今回は4つの授業が行われました。


1つめ。
「回路を作ろう!!」

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現職の大先生、純さんのクラスでした!

純さんは小学校教諭として小学校を巡回指導しているのですが、

小学校のシラバスに電気回路の性質という分野があります。

しかしガーナの現状は回路を作る道具が小学校に無いから実物を作れない

→ 言葉のみ、定義のみの授業

という風になってしまってます。

そこで純さん。

町で手に入る材料で作ってやろうじゃねぇか!!!

ということで作ったのがこちら。

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材料はペットボトル、延長コードからとった銅線、アルミニウムホイル、クリップ、豆電球、空マッチ箱となっております。

占めて約2~3セディ(150円)で手に入ります。

これな先生たちにも手が届く!!


ということでこれらを使っての電気回路の作り方の授業でした。

ガーナ人、こういうあるものをつなぎ合わせて、何とか動くようにするってのは比較的得意なように思います。

みんな時間内に作り上げ、電気がつくと満足げな顔でした!

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お次は我等が大博士、泉先生の静電気の授業

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これがまたねたが豊富!

ストローを触れずに動かしてみたり、

アルミホイルではく検電器つくってみたり、

百人脅しでガーナ人に電気流してみたり。。。

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もうガーナ人の反応の素晴らしい事といったらありません。

触れずに動くものを見て

「エイッ!!!!」

電気の痛みに

「アイッ!!!!」

とおおしゃぎ。

そしてそんな狙い通りの反応を見て博士は楽しむのでした。

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続きましてはまたまた同期の大先生はるなさんの算数。

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掛け算のアクティビティの紹介でした。

まず小学校隊員から小学生の九九正答率のデータを集め、

九九が完璧でないことを説明。

そこから九九の計算演習を楽しんで出来るアクティビティを紹介していました。

例えば、、、

二人一組でカードを出し合い、その数の掛け算の答えを言う

→早く言ったほうがカードゲット!


とか


掛け算の式を見せて、答えのカードを探す神経衰弱掛け算だったり。


競争大好きガーナ人。

めーちゃくちゃ盛り上がってました。

カードが破れるくらい取り合うなど意地でも負けたくない様子。

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でも先生のはるさんも彼らに負けずに叫んでおりましたが。

先生も夢中になれるの大事ですね!



そしてラストは理数科ではありません。

青少年と村落の小西&相川ペアによる美術!

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今回の新たな取り組みとして情操教育も取り入れてみようということで、

美術の授業が組み込まれました!

ガーナの美術は自由度が無いそうです。

他の授業と一緒で例えば車とはこういうものだから、これとこれとこれを描きなさい。

そうでないものは間違いですって教え方をしているようです。

この授業を通して伝えたかったものは自分で創造すること!

型にはめるのではない自由な美術の授業の提案でした。

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で内容は手元にある厚紙やキャップ、トイレットペーパーの芯などで

大切な人に贈り物を作ろうって言うお題でした。


みんな熱心に、もくもくと作成中!!



思えばガーナ人が自由に何か作ってるのって始めて見るような気がしました。

理科の実験では自由にやれなんてなかなか出来ないし、

建てている建築物もほとんど同じ造り。

決まった方にはまらずに自由に自分なりに作品を作っている彼らの顔は、

普段の顔、また理科の実験中の顔とも違う顔だったかなって思います。

こんな生徒の自由度、自分の授業や学校の活動で取り入れられれば面白いかもっとおもった授業でした!



こんな4種4様の授業を生徒たちはそれぞれ、存分に満喫していたように思います。

今回彼らが得たのは授業の方法やマテリアルの作り方ってのももちろんですが、

それだけでなく授業を楽しんだ気持ちじゃないかなとも思います。

4つの授業それぞれの楽しみがあり、それを体験した先生の卵たち。

その楽しんだ気持ちを忘れずに、先生になったときに生徒に同じ思いをさせてやろうって思えれば、

授業を工夫する気持ちが出てくるんじゃないかなと。



そんな期待も持てるようなすばらしいイベントだったと思います!


それからもこのスマプロを土台にして、

いいものしっかり引き継いで、

理数科分科会の活動をより盛り上げていこうと思うのでした。

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授業交流会@ドンポアセ&フォメナ 2日目

2日目は高校!!

ということで日本人4名とガーナ人1名の先生が授業を行いました。


まずは文字通り、ガーナ隊の博士。
訓練中からも博士だった泉さんの授業。
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電気回路の授業でした!

しかも実験道具は日本に帰った際に持ってきた手回し発電機!!
これさえあれば電池、電気が無くても電気実験でき、
抵抗の強さの違いなども手回し時の感触で体感できるという優れもの。

実際に組み立てて、つなげて、動かして、光らせて、観察して、、、

このようなアクティビティを取り入れた授業は生徒たちにとっては初めてのことだったでしょう。
とても楽しみながらやっている様子でした。

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そして22年度4次隊できたやすこうちさんの数学、連立方程式。
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まだガーナ来て半年ってかまだ1タームしか授業持ってないのに、
ペラペラな英語の説明に舌を巻いてしまいました。
先輩や同期のだけではなく後輩隊員の授業を見ると、
また違った意味でも刺激になるなぁと感じました。
負けてられないっ!!


そして訓練所でも共にがんばったまこさんの化学、ボイルシャルルの法則。

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授業時間がかぶっていたため見ることはできませんでしたが、
写真を見ただけで、うまいことやったんやなってのが想像できます!!

このトピックス、まこさん訓練の最終試験の授業でも選んでいたのを思い出し、、、
あれから一年でどう変わったのか、、、
できれば受けたかった!!!!

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ほんとに楽しそうな授業です。
まこさんも腕上げてるなぁと。。。



そして同時刻に私もやりました、物理の授業。
トピックスは「自由落下運動」

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今回の授業では物理で出てくる定義、公式、そして現象をしっかりつなげてやろう!!
って思ってました。

たびたび書いてますがガーナの教育は丸暗記型。
定義はこうだ、覚えろ。
公式はこれだ、覚えろ。
この法則の実際例はこれだ、覚えろ。

見たいな感じの授業がどのレベルの学校でもほとんど。
で結果、言葉を丸暗記で覚えてはいるが、
それら一つ一つをつなげて理解できてない。

だからいわゆる応用がまったく効かないんです。
たとえば法則がいえてもじゃ「その具体例を挙げてみてよ」
ってきくとお手上げ。。。


という現状(多分うちの生徒だけではないはず。。。)のガーナなのです。
なのでその3つをつなげて、理解してもらおうというたくらみでした。


そのたくらみがどこまで達成できたかは謎ですが、
少しでも生徒の理解に、
そしてガーナの先生たちの授業のアイディアのきっかけになってもらえると幸いです。


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とりあえずボール落とすだけで生徒がこれだけ食いついてくる!

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こういう顔されるとやりがいありますね!!


同じこと日本の高校でやったらどうなるのか、、、
いささか不安ではあります。



ラストはガーナの先生。
生物の授業で細胞分裂でした。
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レビューで生徒に答えさせながら、
できなかったところは課題を与え、
本題はイラストを交え丁寧に説明。

ガーナ人らしい授業といえばそうでしたが、
とてもきちんとした授業であったと思います。


ガーナ人らしい授業とは。。。
この先生いわく、授業は2つに分けているそうです。

まず最初の一コマでとことん板書。
定義やら説明やらを書きなぐり、生徒はそれを写します。
でその次の一コマでその内容の説明をする。

このスタイルは多くのガーナ人の先生が採用しているそうです。
日本とは大きく違いますね。

この原因は生徒にとってノートが教科書代わりだからって事かなぁと。

ガーナ人の生徒でしっかり教科書を用意できる子って限られてる?
いまうちの学校では生徒全員に教科書が配られているはず
(あんまり持ってきてる生徒少ないけど・・・)

でも日本と比べて絶対全員が持っているものではない。
そして先生自体が違う教科書使っていたりする。

そもそも先生たちが教科書を授業中に使いながら、
例えば生徒に読ませたり、図を見せたりしない。
たぶん自分たちがやってきてないからなんだろうけど。

だから先生自分が作ったノートが絶対で、
それをそのまま板書する。
そこからテストに出るわけだから、生徒は必死になってコピーする。

テスト前はそのノートの丸暗記に徹する。

そういう勉強スタイルがガーナの一般的な気がします。


この勉強スタイルには賛否両論あるでしょうが、
ガーナのスタンダードはこれというのも意識して、
僕らは授業を作らなくてはいけないなというのを再認識させられました。


日本的な、実験見せて、考えさせて、理解させるようなやり方ももちろん大事!
でも最低限の定義の記述、説明の板書はやらないと生徒がついてこれない。
この一年での授業での多くの失敗はこの部分だった気がします。

丸暗記型学習には異を唱えたいけど、
丸暗記できる情報も授業の中ではしっかり提示してやる。
その上で考える、理解できる授業をやらねばっと思い直しました。


少しぶっ飛びましたが、、、
この先生、同校配属のたける氏によると非常にまじめな先生でよく働く人。
生徒用に授業プリントも全部タイピングして作ったとか。

こういう先生に出会うとこっちもやる気もらえるし、授業に対する考えも深まります。




こんな感じで授業交流会2日目も大変有意義な一日でした。
また両日共にガーナの先生も交えての意見交換会を行いました。
そこで感じたこと、全体通して感じたこともまたまとめてご報告します。


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ダックにたける君、本当にお疲れ様!!

授業交流会@ドンポアセ&フォメナ 一日目

またあきました。


今回は理数科分科会の活動のご報告!

授業交流会という隊員同士の授業の見せ合いっこをやってきました!

総勢22人に膨れ上がった分科会。
今回も参加者は17人と盛況でした。

期間は2日。
一日目は小学校の部でした。

なかなかこれまでは授業やる側で、
特に小学校の授業を見る機会はあまり無かったのでとても楽しみにしてました。

まずはガーナ人の先生から。。。
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んでお次は同期のはるなさん
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内容は「10以上の足し算」!!

アイスブレイキングでガーナ隊小学校教師の18番。
「おーちた落ちた、何が落ちた!?」を披露。

ある町では出会う子供出会う子供
「おーちたおちた」
と歌っているらしいです。

こういうアイスブレイクは巡回型の小学校教師には必須!!
でも本当に場を盛り上げ、子供の緊張をほぐす技には感服でした。

で授業内容はとにかく指で数える足し算ではなく、
まず足し算の中で10をつくり、繰り上がりのある足し算を行おうというもの。

ガーナの学校ではこういう計算の考え方を教えることが少ないんです。
ただ覚えろ、正解しろ!!っていう教え方で、
生徒も指で数えたり、線引いて数えたり。。。

なのでこういう方法論を教える授業って大事だなぁと思います。
ひとたび分かった子は面白いように答えていましたから。

それにしても訓練所時代ぶりに、
一年ぶりに見たはるなさんの授業。

腕上げたなー!!と感心しておりました。


そしてラストは現職中学校教員のじゅんさん
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本当に現職の先生からは得るものが多いんです。
授業の運び方、生徒のマネジメント、等々。

今回のトピックスは電気!
電磁石の観察に実際に回路作って直列と並列の違いの観察でした。

またこの道具が手作りのオンパレード。
銅線は延長ケーブルから引っ張り出し、
電池ケースはアルミホイルとペットボトルで作成。
電球も懐中電灯から取り出し
マッチ箱でソケットを作るという徹底振り。

コンセプトは100%任地産。
アクラからは仕入れません。

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授業も圧巻。
大事なことは徹底的に繰り返すレインフォースメントのやり方、
生徒の注意の引き方など、
小学校と高校の違いはあれど、参考になるものばかりでした。



他の隊員の授業を見るのは職種が違ってもやはり参考になるし、
何よりモチベーションにつながります!!

ということで2日目は高校の番でした。


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ダックの同僚、GESの職員さんたちとわれわれ分科会員



つづく







実験ツアー in タマレ May 19th~20th

ども、結局裁判が先生のストライキに発展している今日この頃。


先週はNorthan州の州都タマレに行ってまいりました。



ワからタマレに行く交通手段はあのにっくきメトロバスしかないという。
しかもチケットの入手手段は前日のAM5時にバステーションへ。
そしてチッケトに記されていた時間はAM4時集合、4時半出発。
早朝にもほどがあるぞ・・・。


なぜこんなに早起きしてまでTamaleに行ったかというと…


理数科分科会の活動として実験ツアーを行ったからです。


理数科分科会というのはガーナの理数科教師、
小学校教諭の職種の隊員を中心にして組織されているもので、
隊員間で知識を共有することで、各隊員の技術レベルの向上、
また一人ではできないレベルの活動をやろうというものです。


その分科会活動の1つとして今回の実験ツアーありました。
これは一月から分科会員が集まり、
知識を出し合って計画してきたもので、
目的としては計算だけのガーナの高校で理論と結び付いた実験を行うこと、
またガーナでも手に入る道具を用いた、小学生対象の理科の実験を行うことでした。



日程は全部で2日間。



一日目は同期の水元さんの配属先のSt.Charls高で行いました。

この高校ガーナでも三本の指に入るほどの有名私立学校。
ガーナの最先端はどの程度なのか、
Wa高等技術学校とのレベルの違いに心を躍らせながらの初日となりました。

開会式
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まずは大実験。

粉塵爆発
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お次はドラム缶つぶし
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          ↓
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ペットボトルロケット
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生徒全員を対象に、
とにかくインパクトのでっかい実験を!!

という名目で選んだのがこの3つ。


生徒の反応は上々でした。
ガーナの秀才たちが口をあんぐり開けて、
「エイッ!!」
と口々に唱えている姿はなかなか爽快でした。


中でも好評だったのがドラム缶つぶし。
さすがガーナトップ校だけあって、理論を教えてくれと仕切りに頼まれました。
大気圧を理解してくれたかは怪しかったですが。



そしてその後は各クラスに分かれ、理数科コースの生徒対象に4クラスを開講。
僕はそのうちの1つ、物理の実験を担当しました。

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やった内容は「重力加速度測定」


物理測定の基本中の基本である長さと時間の測定を行えるか。
また測定した値を用いて加速度を出すこと出来るか試したかったので、
このトピックス決めました。

ちなみにうちの学校では単位がめちゃくちゃで、
加速度教えても大丈夫かお前らという状況でした。



しかしここは流石トップ校。

等加速度運動の式は~?

全員 「v=u+at!!」


第二番目は!?

全員「s=ut+1/2at^2 !!」


最後のは!?

全員 「v^2 = u^2 + 2as!!!」


素晴らしい!!
気持ちよーく、全員を口そろえて答えてくれました。
うちの学校では前日にやっても答えられないのに・・・。

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そんな調子で授業もテンポよく進みました。
多分ガーナ来て一番の授業だったのでは!?
任地での授業が不安です。



そんな中説明も終わり測定スタート!!
高さ測って、落ちるまでの時間測って・・・。

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実際にこんな測定するのなんて生徒たちにとっては初めて!
最初は戸惑いも見られましたが、
やっているうちにどんどんとのめり込んでいく姿が印象的でした。


しかーし、問題はここから。
データをとったはいいが、その処理が出来ません。

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式も完全に導入している。
代入して、計算機たたくだけ。
なのに5分、10分とかかってしまいました。

問題解くのとかはすぐ出来る子たちなのに…です。


ここら辺にガーナ教育の弱点が見えてきたのかなぁと。
理論を知っていても、現実に適応させられない。

結局、暗記詰め込み式の学習なので、
知識が現実と結び付いていないのです。


ただこれは慣れの問題でもあるでしょう。
あれだけ優秀な子たちだったのでやって出来ないことは無い。
ただやっていないだけなのです。

今回の実験が少しでも彼らにとって、
知識と現実をつなげる機会になればいいなぁと。
そして見てくださった先生にも、
今後少しでも実験を取り入れた授業をしてほしいなぁと。


そんなこんなで十分な考察も出来ずにタイムアップ。
でも生徒はいつもと違う新鮮な授業を満喫した様子でした。


実験の重要性を再認識した初日でした。
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そして2日目。
今度は小学校で実験ツアー。

タマレの小学校に3校の学校から計300名程度の小学生を集めて行われました。

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序盤は高校と同じ大実験をデモンストレーション。
後半は10数個のブースを作り、
子供が行きたいところを巡回する、
屋台型実験屋さんを行いました。

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シャボン玉作ったり・・・

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風船串刺しにしてみたり・・・

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ペットボトルの中に雲作ってみたり・・・


なんか面白そうな企画でしょ!


もう子供達はとにかく大喜び。
自由に動き回っては、
もらえるものは我先に。
実験できる人数が限られているものも我先に。

・・・

順番なんて関係ない!!


人数見て分かる通り、
最終的にはもうカオスでした。


対象外の小学生まで混じってくるし・・・。


もうマネジメントしきれず途中で切れそうに・・・。


そしてこの光景はどこかで見たことが!!




そうメトロバスのチケット売り場!!!



やはりこういうのは子供のころから出るのですね。


そんなこんなで大変だった小学生版実験ツアーでしたが、
大変だった分収穫もあったなぁと。


今回このような形でやるのは初めてで、
改善すべきところ、工夫すべきところが具体的に見つかりました。


例えば各ブースに先生も一名付けて、
マネジメント手伝ってもらいながら、
一緒に実験するとか。


やっぱり子供はグループで動かすとか。


でも何より一番は子供たちが一日で、
10数種類もの科学実験を目にすることが出来た事。


普段実験なんて全くもって見たことなく、
言葉のみの授業をしている子供が体験した実験の数々。


子供だけでなく多くの先生も参加していましたが、
その先生方にも大変刺激になったのでは。


とにかくより多くの実験を見せられた事が、
この企画のストロングポイントでした。

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ちなみに僕は

「日光で紙を燃やせ!!」
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ということで、
虫眼鏡を用いて、新聞紙や折り紙を燃やして遊びました。

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ガーナの太陽とっても強いので、とってもよく燃えます。

ホントに。

一度火事未遂になりました。

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閉会式では日本語版君が代が流れ、
代表生徒による日本語の挨拶がある場面も。
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そんな感じでドタバタはしましたが、
大成功に終わった2日間の実験ツアーでした。
半年間かけて準備してきたかいがあります。


ガーナ人の反応も良く、ガーナの新聞にまで取り上げて頂きました。
うちでもやってくれとオファーが殺到している模様です。


隊員の本来の活動は自分の配属先での活動。
ですがこういう分科会活動として、
他の配属先で、他の人と協力して企画をやるのは、
本当に勉強になるし、刺激になります。


今回学んだ数々の実験テクを任地で披露するとともに、
来年はうちでもやりたいなぁと考え中。


幸い、同僚の先生も非常に興味を持ってくれていて、
今度一緒に実験する予定です。
(今週は裁判なので・・・)



とにかく充実のタマレ実験ツアーでした!




PS タマレでの衝撃の一枚
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ペットボトルのお兄さん  ~アカチ研修会~


無事Wa に帰ってきました!

金曜日にはAkatsiを発ち、アクラのドミへ。
週末は首都に上がってきていた他の隊員達と豪遊したり、ソフトボールにサッカーしたり、朝までJICAガーナ事務所の所長と飲んだり・・・
なんだかんだで充実しとりました。
日曜日の夜にアクラを出て月曜の朝Waに到着。
なかなかの強行軍でしたが、だいぶ移動に慣れてきた。


そしてうちのガッコはどうなった!!
ということで今日は学校の様子を見に朝6時半に家を出て様子を見に行くことに。
あれば7時から授業だし。。。


家を出てわずか5分。

「Mr.YU~!!Ansma~!!」

「あぁ、やっぱり・・・」

よく学校で会う生徒が私服であいさつしてくれました。
いきなり学校行く気なくしますが何とか気を取り戻し、例のおんぼろマウンテンをこぐこと30分。
着いたのは案の定、だれ~もいない学校でした。
どうやらまだ再開のめどは立ってない模様・・・。


もう一週間経つのに何やってんだ~!!!!!!!!
俺なんてガーナの端から端に移動してたのにぃ!!!!!!!!!!



ということで私がなぜに一晩でガーナ縦断なんて無茶したかというと・・・
理数科分科会の活動の一つに参加しておりました。
ここAkatsiの教員養成校で活動してらっしゃる岩佐さん企画の研修会に。
研修会の内容は現在教員養成校の3年生で教育実習を一年間行っている生徒たちを対象に、ガーナでも手軽に手に入る道具を用いた実験のやり方を紹介しますというもの。

この岩佐さんがまたすごいんですよ。
本来協力隊は2年の任期ですが、さらに半年延長して只今2年と一ヶ月。
さらに去年はガーナでBest Teacher賞的なものを受賞した経験もありと。
協力隊員の鑑みたいなお方です。

岩佐さん↓
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もともと行きたかったのですが、任地での授業もあり、メトロバスのトラウマにやられていた僕は参加する気はなかったのです。
しかーし、幸運にも (?) 授業が無くなり暇人になったのでこりゃ行くしかないと強行軍で突撃した訳です。
この切り替えの速さ、ここガーナでは非常に重要です!!


で研修会。
なんと約60名近くの参加者が。

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生徒に交じって、現役の先生やオブロニ(白人)ボランティアの方々もちらほら。
この集客だけでも岩佐さんの凄さがうかがえます。

が実際に授業の内容もすごいんです。
以下1つずつ紹介していきます。

まずはペットボトルロケットでアイスブレイク。

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よく飛ぶ、よく飛ぶ。
しかもガーナ人がやると持つ力が強すぎて飛ばずに水浸しに。
みんな大爆笑でした。

材料はペットボトル、サンダルをくり抜いたゴム栓、ボールペンの芯、水、空気入れ。
これは作用・反作用の実験で使います。


お次は「ガスの発生」

酸素と水素を発生させて回収しましょうという、非常にベーッシクな化学の実験。
でもたくさんの道具が必要です。
ここで岩佐マジック発動!!

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分かります?
試験管立て、水桶など全てペットボトル製!!
ちなみに栓やらチューブやらも極力、サンダルやストローで代用。
酸素の発生に必要な二酸化マンガンは乾電池から取り出すという徹底ぶりです。
オキシドールは薬局で購入。
水素の方はアルミホイルに水酸化ナトリウムを。

なかなか実験をやる機会がない生徒たちは、実験の手際など決して良くありませんでしたが、実際に気体が出てくるのを見て、集め、確かめる作業を楽しんで行ってました。
特にマッチなどで水素や酸素があることを確かめる作業がお好きなようで。
成功してポンッ!!と音が鳴ると大喜び。
失敗して何も起きなくても大喜び。
科学を体感する喜びを遺憾なく表現しておりました。

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そしてお次は「ストロー多面体」

なんじゃそりゃ、と思うでしょうがこれもすごいので是非日本でも使って見てほしい!!
簡単に言うとストローとはさみのみで立体的な多面体が作れてしまうんです。
こんなの↓
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作り方は簡単。
だけど用途は様々。
数学で多面体の概念をつかむのに使ってもよし、科学で化合物の構造を表すのに使ってもよし、非常に万能。
これがストローとはさみのみで作れちゃうのがすごいところ。

最初は苦戦していた生徒もコツをつかむとどんどん作り上げ、オリジナルの形に挑戦も。こういう自由度があるのがいいとこです。

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問題はマダム達。
はさみの使い方がなってなく、切れ目入れるだけって何回言っても切ってしいます。
はさみもつ手が震えてるんだもん。
でもそんなマダム達にも手とり足とりで完成したときはとてもうれしそうでした。

DSC02511.jpg


ラストもすごい、「呼吸器モデル」

ペットボトルの上部、ゴム手袋、ストロー、ポリ袋、テープで呼吸の仕組みを再現しちゃいます。
肺の膨らみ方と横隔膜の関係を。
それがこちら↓


・・・


とやりたいとこだったのですがどうやら疲労で体力、集中力ともに切れていた模様。
いかんせん17時間移動して、Akatsiに着いたのは研修会の一時間前だったもので。
てな訳でこの写真が全くありません!!
でも決してサボってたわけではありません!!
ちゃんとお手伝い&指導してましたよ。
何回か気が飛んでたけど。

なのでこのモデルは近々、自分で作ってお見せします。
お楽しみに。


そんなこんなで生徒のための研修会のお手伝いでしたが、僕自身もめっちゃ勉強になりました。
強行軍で飛び入り参加してほんとによかった。
ぜひこの技を任地で披露してアッと言わしてやる!!!
と心に誓いながら、学校が再開するのを待っている今日この頃です。

最後にみんなで記念写真。
_Akatsico.jpg


いや~しかしこの技、さすが協力隊って感じでしょ!
負けずに継承していきますぞ。
プロフィール

YU

Author:YU
青年海外協力隊として、西アフリカのガーナの高校で理科の先生やってます。

小学校から高校までずっと野球部に所属。大学では物理勉強する傍ら、草野球に明け暮れてました。研究室を飛び出してアフリカ行きを決断。

今年の9月末よりガーナで活動始めました。
アフリカの地でも野球をとグローブとボールを片手に…
ちなみに初海外です!!

連絡ある方は
wa-tatsu89@hotmail.co.jpまでどうぞ。

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