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実験ツアー in タマレ May 19th~20th

ども、結局裁判が先生のストライキに発展している今日この頃。


先週はNorthan州の州都タマレに行ってまいりました。



ワからタマレに行く交通手段はあのにっくきメトロバスしかないという。
しかもチケットの入手手段は前日のAM5時にバステーションへ。
そしてチッケトに記されていた時間はAM4時集合、4時半出発。
早朝にもほどがあるぞ・・・。


なぜこんなに早起きしてまでTamaleに行ったかというと…


理数科分科会の活動として実験ツアーを行ったからです。


理数科分科会というのはガーナの理数科教師、
小学校教諭の職種の隊員を中心にして組織されているもので、
隊員間で知識を共有することで、各隊員の技術レベルの向上、
また一人ではできないレベルの活動をやろうというものです。


その分科会活動の1つとして今回の実験ツアーありました。
これは一月から分科会員が集まり、
知識を出し合って計画してきたもので、
目的としては計算だけのガーナの高校で理論と結び付いた実験を行うこと、
またガーナでも手に入る道具を用いた、小学生対象の理科の実験を行うことでした。



日程は全部で2日間。



一日目は同期の水元さんの配属先のSt.Charls高で行いました。

この高校ガーナでも三本の指に入るほどの有名私立学校。
ガーナの最先端はどの程度なのか、
Wa高等技術学校とのレベルの違いに心を躍らせながらの初日となりました。

開会式
DSC01015.jpg



まずは大実験。

粉塵爆発
P5190101.jpg


お次はドラム缶つぶし
P5190144.jpg
          ↓
P5190154.jpg



ペットボトルロケット
P5190141.jpg



生徒全員を対象に、
とにかくインパクトのでっかい実験を!!

という名目で選んだのがこの3つ。


生徒の反応は上々でした。
ガーナの秀才たちが口をあんぐり開けて、
「エイッ!!」
と口々に唱えている姿はなかなか爽快でした。


中でも好評だったのがドラム缶つぶし。
さすがガーナトップ校だけあって、理論を教えてくれと仕切りに頼まれました。
大気圧を理解してくれたかは怪しかったですが。



そしてその後は各クラスに分かれ、理数科コースの生徒対象に4クラスを開講。
僕はそのうちの1つ、物理の実験を担当しました。

DSC01050.jpg


やった内容は「重力加速度測定」


物理測定の基本中の基本である長さと時間の測定を行えるか。
また測定した値を用いて加速度を出すこと出来るか試したかったので、
このトピックス決めました。

ちなみにうちの学校では単位がめちゃくちゃで、
加速度教えても大丈夫かお前らという状況でした。



しかしここは流石トップ校。

等加速度運動の式は~?

全員 「v=u+at!!」


第二番目は!?

全員「s=ut+1/2at^2 !!」


最後のは!?

全員 「v^2 = u^2 + 2as!!!」


素晴らしい!!
気持ちよーく、全員を口そろえて答えてくれました。
うちの学校では前日にやっても答えられないのに・・・。

P5190351.jpg


そんな調子で授業もテンポよく進みました。
多分ガーナ来て一番の授業だったのでは!?
任地での授業が不安です。



そんな中説明も終わり測定スタート!!
高さ測って、落ちるまでの時間測って・・・。

DSC03057.jpg


実際にこんな測定するのなんて生徒たちにとっては初めて!
最初は戸惑いも見られましたが、
やっているうちにどんどんとのめり込んでいく姿が印象的でした。


しかーし、問題はここから。
データをとったはいいが、その処理が出来ません。

P5190327.jpg

式も完全に導入している。
代入して、計算機たたくだけ。
なのに5分、10分とかかってしまいました。

問題解くのとかはすぐ出来る子たちなのに…です。


ここら辺にガーナ教育の弱点が見えてきたのかなぁと。
理論を知っていても、現実に適応させられない。

結局、暗記詰め込み式の学習なので、
知識が現実と結び付いていないのです。


ただこれは慣れの問題でもあるでしょう。
あれだけ優秀な子たちだったのでやって出来ないことは無い。
ただやっていないだけなのです。

今回の実験が少しでも彼らにとって、
知識と現実をつなげる機会になればいいなぁと。
そして見てくださった先生にも、
今後少しでも実験を取り入れた授業をしてほしいなぁと。


そんなこんなで十分な考察も出来ずにタイムアップ。
でも生徒はいつもと違う新鮮な授業を満喫した様子でした。


実験の重要性を再認識した初日でした。
DSC_0655.jpg




そして2日目。
今度は小学校で実験ツアー。

タマレの小学校に3校の学校から計300名程度の小学生を集めて行われました。

P1100416.jpg


序盤は高校と同じ大実験をデモンストレーション。
後半は10数個のブースを作り、
子供が行きたいところを巡回する、
屋台型実験屋さんを行いました。

P1130562.jpg
シャボン玉作ったり・・・

P1130542.jpg
風船串刺しにしてみたり・・・

P1130524.jpg
ペットボトルの中に雲作ってみたり・・・


なんか面白そうな企画でしょ!


もう子供達はとにかく大喜び。
自由に動き回っては、
もらえるものは我先に。
実験できる人数が限られているものも我先に。

・・・

順番なんて関係ない!!


人数見て分かる通り、
最終的にはもうカオスでした。


対象外の小学生まで混じってくるし・・・。


もうマネジメントしきれず途中で切れそうに・・・。


そしてこの光景はどこかで見たことが!!




そうメトロバスのチケット売り場!!!



やはりこういうのは子供のころから出るのですね。


そんなこんなで大変だった小学生版実験ツアーでしたが、
大変だった分収穫もあったなぁと。


今回このような形でやるのは初めてで、
改善すべきところ、工夫すべきところが具体的に見つかりました。


例えば各ブースに先生も一名付けて、
マネジメント手伝ってもらいながら、
一緒に実験するとか。


やっぱり子供はグループで動かすとか。


でも何より一番は子供たちが一日で、
10数種類もの科学実験を目にすることが出来た事。


普段実験なんて全くもって見たことなく、
言葉のみの授業をしている子供が体験した実験の数々。


子供だけでなく多くの先生も参加していましたが、
その先生方にも大変刺激になったのでは。


とにかくより多くの実験を見せられた事が、
この企画のストロングポイントでした。

P1100444.jpg



ちなみに僕は

「日光で紙を燃やせ!!」
P1130549.jpg


ということで、
虫眼鏡を用いて、新聞紙や折り紙を燃やして遊びました。

P1130550.jpg


ガーナの太陽とっても強いので、とってもよく燃えます。

ホントに。

一度火事未遂になりました。

P1130552.jpg

P1130553.jpg




閉会式では日本語版君が代が流れ、
代表生徒による日本語の挨拶がある場面も。
DSC01103.jpg



そんな感じでドタバタはしましたが、
大成功に終わった2日間の実験ツアーでした。
半年間かけて準備してきたかいがあります。


ガーナ人の反応も良く、ガーナの新聞にまで取り上げて頂きました。
うちでもやってくれとオファーが殺到している模様です。


隊員の本来の活動は自分の配属先での活動。
ですがこういう分科会活動として、
他の配属先で、他の人と協力して企画をやるのは、
本当に勉強になるし、刺激になります。


今回学んだ数々の実験テクを任地で披露するとともに、
来年はうちでもやりたいなぁと考え中。


幸い、同僚の先生も非常に興味を持ってくれていて、
今度一緒に実験する予定です。
(今週は裁判なので・・・)



とにかく充実のタマレ実験ツアーでした!




PS タマレでの衝撃の一枚
DSC04034.jpg

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プロフィール

YU

Author:YU
青年海外協力隊として、西アフリカのガーナの高校で理科の先生やってます。

小学校から高校までずっと野球部に所属。大学では物理勉強する傍ら、草野球に明け暮れてました。研究室を飛び出してアフリカ行きを決断。

今年の9月末よりガーナで活動始めました。
アフリカの地でも野球をとグローブとボールを片手に…
ちなみに初海外です!!

連絡ある方は
wa-tatsu89@hotmail.co.jpまでどうぞ。

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